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葛苧洗い4回目
今日は草の繊維、葛苧取りに興味のあるというお二人が来てくださり、一緒に作業しました。

良い繊維が取れました。

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by watanabeshino | 2016-06-30 16:34 | 葛苧 | Comments(0)
雨でも作業
先日室入れした葛が昨日ベストタイミングでこれ以上入れておく訳にはいかなくなり、雨ですが出して川へ行きました。

毎年これが結構怖くて、人にこの作業をあまり勧められない理由のひとつでもあります。川は雨で増水すると危険だからです。それに、この時期の札幌は川で作業するにはまだ寒く、水も冷たいので手もかじかみます。これまでは若さと怖いもの知らずで乗り切ってきましたが、これからはそうも言っていられなくなりました。

そこで、なるべく体に負担なく、危険も最小限にでき、かつ、ある程度まとまった量でも作業できるかもしれない、これまでとは違う方法を試してみました。思えば草木の繊維は同じ素材でも地域によってその採取方法は違います。

北海道の気候、自然環境の中で負担のない方法を取っていく、それが出来たら、葛の繊維取りを複数の人と一緒にやっていく事も、あるいは可能になるかもしれません。

しかしこの方法、実は私が葛に取り組み始めた最初の頃にやっていた方法です。その時は汚れは落ちないし絡まって大変だったのでやらなくなってしまったのですが、今はそれなりに出来る。年月を経た証かな、ほんのちょっとしたコツなのだろうと思うのですが。

写真は昨日の様子です。今日は晴れたので仕上げ洗いです。

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by watanabeshino | 2016-06-21 07:34 | 葛苧 | Comments(0)
7月は教室お休みします
6月中旬〜8月上旬が札幌の葛の採取時期なのですが、そのうちいろいろの条件が揃い特に良い繊維が取れるのが6月下旬〜7月中旬です。採取は天候や葛の生え具合によって左右されるのでその間諸々の予定を組むのが大変難しいので、毎年、よっぽどのことがない限りは前もって予定を入れません。教室開講日をどうしようかというのは以前からの懸案事項でしたが、今年から思い切って7月中はお休みすることにしました。
こちらの都合で急に決めたことですので、既に予約の入っている開講日はそのまま開講します。また、今まで出していたスケジュールで予定を組まれている方は、どうぞ遠慮なくご連絡ください。できるだけ予定を合わせたいと思います。
来年以降は、7月中は完全に教室はお休みにしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


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by watanabeshino | 2016-06-17 07:27 | お知らせ | Comments(0)
機に向かえる有り難さ
ご依頼頂いていた小物を仕上げ、実に丸々丁度一ヶ月ぶりに機織り機に向かえました。とても嬉しい。

というのも、ここでは初めてのお知らせになりますが、一ヶ月ほど前に入院し手術を受けました。
手術後の左腕の動き具合が心配でしたが難なくホッとしています。



ゆっくりな歩みではありますが、少し作品がたまりましたら、着物を着る方や販売の道のプロの方々はもちろんのこと、できるだけ多くの方に見ていただいてご意見いただけるように、機会を作っていきたいと思っています。その際には各方面改めてご挨拶したいと思いますので何卒よろしくお願いします。

もちろん、それより以前でも、お問い合わせご意見ご注文その他はいつでも大歓迎です。



前帯の部分で、真ん中から格子と縞が半分ずつになるようにしています。写っているシミは織る時に濡らしながら織っている跡で乾けば消えます。

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by watanabeshino | 2016-05-14 17:38 | お知らせ | Comments(0)
亜麻

 久しぶりに、昨年末展示会を一緒にした亜麻布の小野田さんと、玄米ごはんカフェじょじょで、お会いしました。亜麻は北海道の気候にピッタリの植物ですし既に本当に沢山の方が試行錯誤しながら取り組んでいることを再確認、手作業による、新しい日本の自然布となる可能性をとても感じます。一人一人が自分のできる範囲の事に取り組んで、全体が何となくファジーに繋がっている感じが、私はとても好きで、かつ、なんだかそういう、個人主義でもなく全体主義でもなくグループでもなくバラバラでもないようなまとまりが、北海道の土地柄人柄らしい感じもします。亜麻は、きっと既にそういう素地ができている。


 で、私も何だかにわかに亜麻熱が再燃して、スピンドルで手元にある亜麻の繊維を紡ぎ出しています。しかし、亜麻は、紡ぐといいながらどちらかというと他の植物繊維と同様に、「績む」作業に近いんじゃないかと今更ですが思いました。長い繊維を長いまま繋ぎ、端と端の繊維を絡めて撚りをかけてやると、とても綺麗な糸になります。

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この糸は箸置きの経糸に使います。葛に取り組む前に亜麻の糸に挑戦して断念している経緯も相まって、亜麻×葛の布はずうっと昔からの憧れでした。叶いそうで嬉しい。


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by watanabeshino | 2016-04-09 12:45 | 制作に関して/雑感 | Comments(0)
葛の糸の斑、色の違い
 私の織る葛の布の途中には、色の違うところがあります。写真、分かるでしょうか。
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 ちょっと黒っぽく斑点または点のようになっている、または、少し色味の違う部分がある。これは葛の発酵の仕方と洗いの状態によってそうなってしまう場合もあるのですが、虫が葛の茎からエキスを吸った跡の場合もありますし、元々の葛の繊維の色の違いの場合もあります。目立つ部分は切り落とし使わないようにしていますが、ただ、見た目に悪いからといって簡単に切り捨てるのも痛ましく、機能的に劣りさえしなければ、出来るだけ使ってやりたいとも思います。例えば、帯なら、表に出ない部分に。または、木枠の機の小さな布に。
 ダメだから捨てる、ではなく、ダメにしない。
 しかしそれは蔓を選び繊維を取り出す段から始まっていて、そういう繊維になったのは私の責任でもあるのですが、それは次への課題とし、出来てしまったものはダメだからと簡単に捨てず最後まで使ってやりたいと思います。

 以前にも書いたことがありますが(「色について」)、素材も色も、あらかじめこちらの意図したものをどうにかして出そうと考えるのではなく、出来たもの、出たものを、活かしたいと考えています。限りあるものの中で最大の努力をする、それが素材にも自分にも無理がなく、結果、使う人にとってもきっと心地の良いものになるのではないかと思います。

 しかし、まぁ、こういう、意図的に意図しない、みたいなのが好きというだけのことかもしれません。

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by watanabeshino | 2016-03-08 11:02 | 制作に関して/雑感 | Comments(0)
八寸帯地/ウパシ(upas/雪)
八寸帯地「ウパシ(upas/雪)」

経糸にやや太めのビス糸を使っていますのでしっかりとした手触りです。太鼓とタレ部分の柄の出方に変化を持たせられるよう、全体の長さも柄部分も少し長めに織っています。柄を見ながら仕立てたり着付けたりしてもらえたらと思います。
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31.5cm × 523cm
192g

緯糸 葛
経糸 絹ビス糸 未精練
染め 藍(伊達すくも藍灰汁発酵建て)、団栗

いつもながら、お太鼓の内側は青。
前帯部分〜体に巻きつく内側になるところには少しだけ柄を入れています。ぴったり重ねず少しずらして巻いても面白いのではないかと思います。
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ここは「テ」。左と右で違う色になるようにしています。
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なんとなく全体
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こちらの帯は、良いご縁をいただきました。ありがとうございました。
どうぞ末永くご愛用、お楽しみいただけますように。
お気付きの点などありましたらご連絡ください。

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by watanabeshino | 2016-02-12 11:29 | 葛の帯 | Comments(0)
半幅帯地 ウパシ(upas/雪)
ウパシ(upas/雪)
半幅帯地

 半幅帯は締める人や結び方によって柄の出方が違うので、なんとなく前帯部分やタレ部分を意識しながらぼかしながら青〜薄い青〜生成りと色を変えました。生成りをテの方にして締めると体に巻きつく内側部分は生成りになるようになっています。万が一の藍の色移りを考えてのことです。ですが、それほど濃く染めていないので色移りはほとんどないと思います。数年経ち藍の色が落ち着けば、青い方をテの側に持ってきて締めても良いと思います。
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16.5cm × 408cm
80g

緯糸 葛
経糸 絹ビス糸 未精練
染め 藍(伊達すくも藍灰汁建て)、団栗

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 帯の両端の色も違います
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こちらの帯は良いご縁を頂きました。ありがとうございます。末永くご愛用いただけますように。








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by watanabeshino | 2015-12-28 12:01 | 葛の帯 | Comments(0)
ワッカ(wakka/水)
ワッカ(wakka/水)
半幅帯地

太陽の光を浴びて、キラキラと光る水
経糸には繭の一番蚕側という繊維=ビス(皮巣)糸を使っています。ゴワゴワとして張りのある糸なので、葛の張りと相まって、布も薄いながらも硬く締まっています。蚕が自分を守るために硬く張った糸、身につける人の事も守ってくれそうです。
北海道の葛の張りと軽さを生かすために、一枚で使う半幅帯としました。お好みで帯板が必要ですが、大変軽く使いやすいと思います。

16cm×400cm
81g

緯糸 葛
経糸 絹ビス糸
染め 藍、茜

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体側にくる部分は生成り、タレ先になるに従い濃い色が出るようにしています。お好みで逆に使っていただいてももちろん良いです。いろいろな締め方で、柄の出方を楽しんでもらえたらと思います。

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この帯に関するお問い合わせはこちらのフォームからどうぞ。
お待ちしております。

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by watanabeshino | 2015-12-17 20:08 | 葛の帯 | Comments(0)
八寸帯地/オイカラ
オイカラ(oykar/葛)
八寸帯地

秋に咲く葛の花の色。
葛という名の葛布の帯です。
経糸は柔らかい生糸を使っていますが密度を細かくしたので薄いながらもしっかりとした手触りです。

31.5cm × 531cm
183g

緯糸 葛
経糸 絹生糸
染め 蓬、茜

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お太鼓の裏は表とは違う色。
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前帯部分は少しずらすと違う柄が表れる。
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ちょうど葛の花が咲き始める、夏〜秋の初め頃に締めるのに良い色合いかと思います。


こちらの帯は良いご縁をいただきました。
誠にありがとうございました。
お気付きの点などありましたらお尋ねください。
持ち主様の着物の暮らしを末長く彩りますように。


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by watanabeshino | 2015-10-20 13:04 | 葛の帯 | Comments(0)



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