北海道に暮らす青
今年の藍は色が出すぎて濃く染まりすぎて、贅沢にもホトホト困っていたのですが、ちょっとした加減を覚えたこともあり、建ててから4ヶ月が経とうとしている今、やっとこの色が出て来ました。

灰がかった、薄い
雪の影の、雪雲のある空の灰暗い、吹雪の向こうに潜む灰色の、雪国の青。

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私は、色も土地の影響を受けるものと考えています。その土地で取れた色、その土地に暮らす色は、その土地に暮らす人にとって、もっとも心地よい。

藍染の濃い青は確かに綺麗ですが、しかし、私には目に強すぎる。温暖湿潤な土地にはきっと似合う、でも、北海道の土地には、どうもあまり馴染まないのではないかと思います。

奇しくも、先日、北海道に自生していた青の染料になる「エゾタイセイ」も、こんなような薄い青に染まると聞いてやはりと思いました。
また、伊達の蒅を灰汁で建てると、鮮やかな青は出ず、こんなような青しか出なくて、それは、きっとその土地に生きる藍だからこその色なのではないかと思っています。

私は、北海道に暮らす青、北海道に暮らす色を、出していきたいと思っています。

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# by watanabeshino | 2016-11-18 08:30 | 制作に関して/雑感 | Comments(4)
小さな手織り布展/じょじょ 終わりました
『木枠の機の 葛の繊維の 小さな手織り布展』
/じょじょ


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昨日、2週間の展示が無事終わりました。
初日から本格的な雪が降り出すほど寒く天候もあまり良くない中、本当にたくさんの方に来て頂き、とても嬉しく、感慨深く思っております。心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

また、昨年より引き続き、こうした場を与えてくださった 玄米ごはんカフェ じょじょさんにも、心から感謝申し上げます。

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搬出前に写真を撮ろうと思っていたのですがすっかり忘れたので、始まる直前でまだ改善余地ありの、あまり良い記録写真ではありませんが、なんとなく雰囲気伝わるでしょうか。

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カレンダー「手稲山暦」は期間中12冊お買い求め頂きました。8割にあたる4800円に、お気持ちと100円多くお金を置いていってくださった方がいらっしゃったのでそれをプラスして、4900円、今日、「訪問と居場所 漂流教室」の口座に寄付金として振り込みました。この場をお借りして、ご報告致します。

毎日一枚ずつ織った小さな布のパネルも完成しました。修業のようでした。

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今後とも、「北の葛布」について、それから、「北海道の植物繊維」について、何かの折に思い出して頂けたり、ふと気にしたり、していただけますと、とても嬉しく思います。
どうぞ末永く、よろしくお願いいたします。
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# by watanabeshino | 2016-11-14 18:12 | お知らせ | Comments(0)
展示会/じょじょ2016 のお知らせ
今回は、木枠の機の小さな葛布の展示です。
雪の降る前の手稲山の麓、美味しいごはんやお茶のお供に、ご覧頂けると幸いです。

いつもながら、このような機会をいただける事に感謝です。



木枠の機の 葛の繊維の小さな手織り布展
2016年11月1日(火)〜11月13日(日)
11時〜19時30分※月曜定休

玄米ごはん・カフェ じょじょ
札幌市手稲区富丘5条4丁目18-6



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関連記事(Facebookぺージ)
https://www.facebook.com/usep.ne.oykar/posts/1060842577318290




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# by watanabeshino | 2016-09-27 18:11 | お知らせ | Comments(0)
使った糸リスト
使った糸のリストをそれぞれにお付けしています。

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そこに、先日自分で彫った葛の文字の印を押してみました。
私の所で織ったという良い証明にもなり、良い雰囲気になりました。

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# by watanabeshino | 2016-09-22 17:00 | 制作に関して/雑感 | Comments(0)
葛布の帯のシワについて
葛布の帯をお使い頂くにあたって、その性質について、知って、安心して頂きたい気持ちから、改めて、「シワ」「よれ」の実験をしています。

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実際はこれに汗などの水分が加わるので全く同じとはいきませんが、24時間後、開いて伸ばしてタンスにしまって様子を見、その後、水を通してアイロンをかけます。

経年変化や耐用による変化を見るために自分用にしている葛布の帯があり、既に実験済みではあるのですが、ただ、私の場合は「葛の糸」の性質を、糸を取る体験を通してある程度は分かっているので、そうした事が扱い方にも微妙に出ているかもしれないとも思います。ですので、葛布の帯をお手にされた方で、何かの「困った」がありましたら、できる限りの対応を致しますし、私の今後の制作の向上にも繋がりますので、お知らせ頂けたらと思います。

自分用の帯で今年4年目のもの(下の写真)、かなり過酷に使ってみていますが経年により柔らかくしなやかになった以外はそう目立った変化はありません。6年目のものも然り。シワや折り目は多少残りますが、大抵シワになるのは同じ場所なのでそう支障はありません。

今年に入って3回くらい締めて、このシワ具合です。シーズンの終わりには水を通して軽くアイロンをかけ、整えます。

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# by watanabeshino | 2016-08-12 14:46 | お知らせ | Comments(0)



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