ウパシ(upas/雪)
夏に雪のイメージの帯を締める。
その真逆な感じが良いと思います。

ウパシ(upas/雪)

寸法 31.5cm × 515cm
緯糸 葛
経糸 絹ビス糸

染め 藍、玉葱皮
   生成

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左側がお太鼓、右側がテ。真ん中あたりは前帯あたり。

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お太鼓の内側に藍と玉葱。
お好きな所で仕立ててもらえるように多少融通の利くように、と思いながら織っています。

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ところで試しにテとタレを反対にしてみました。そんなつもりでは織ってはいないのですが、

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なかなかどうしてこれが結構良い。こっちの方が良いかもしれない。お太鼓も前帯部分も面白く柄が出る。テは真っ青の中に白い筋。どちらでもお好きな方で、仕立てることができます。

織りの密度は粗くざっくりとした風合いです。


こちらの帯は、良いご縁をいただきました。
ありがとうございます。
末永くご愛用いただけますように。




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# by watanabeshino | 2015-05-12 11:35 | 葛の帯 | Comments(0)
妥協しない小さな事の積み重ね
糸のボコボコも相まって白が雪のように見えます。街が真っ白になる前の、初冬のイメージ。特にテーマは考えてなかったけど、これもウパシ(upas/雪)と言える。

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 やっていてつくづく思うのは、私は織りながら絵を描いているのだな、ということです。経糸で彩った大きな画用紙に、下から少しずつ色を重ねて置いていっているのです。結果、失敗することもありますが、何度もやって、その感覚を洗練させればいいんだろうと、開き直っています。だってどんなに頑張っても出来ないから。あらかじめ決めた通りに織るということが。

 ひとつひとつ、妥協しないで取り組んだものであるならば、その積み重ねとしての全体は、そうおかしな事にはならない。 無理しないのが何よりです。
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# by watanabeshino | 2015-05-08 10:27 | 制作に関して/雑感 | Comments(0)
当たり前に
手作業、自然素材、地元産、などという事に、必要以上にドラマや意味を求めるのは好きではありません。それらに特別な感情や意味を持たせたい背景にはそれらが既に当たり前のものでは無くなってしまっているという現実が見えるからなのかもしれません。もっと当たり前に考えている。当たり前だから、あえて言う必要もないだろう、と思いたいけど、こんな事を書いている時点でもはや私の中でも当たり前ではないのかもしれない。
 自分の身の回りのもので完結する、最初から最後までこの目で見て確かめる事ができるのが私は好きだからこういうことを多分自然とやるようになったわけで、だから、同じように身近な物で身近なものを生産している人達を私は応援したくて、なるべくそういうものを買ったり使ったりしている訳で、そこにはやはりそれ以上の特別な感情はないのです。

 ちょっと話がズレますが、ですから、手作業だからいいでしょう、自然素材だからいいでしょう、草木で染めているんだからいいでしょう、とはなりません。機械で手作業のものよりも素晴らしいものができるならそちらを選ぶし、自然素材じゃなくても機能的で素晴らしいものがあるなら断然それを選びます。自然のもの=良いもの、という自動的な思考は変だと思います。大量消費を狙った大量生産によるコストダウン、みたいな生産の流れはそろそろもう終わりにしたらいいと思うけれど、最新の技術だからできることと手作業でなければできないこと、最新の素材の特長と自然素材の特長。結局は人の好き好きと用途の問題ですから、うまく使い分ければいい。

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# by watanabeshino | 2015-04-19 11:58 | 制作に関して/雑感 | Comments(0)
キナ(草/kina)
経糸には通常より太い糸を使っていますが密度を減らしているので大変柔らかい仕上がりになっています。試験的に織ってみたものです。

キナ(草/kina)
角帯地

寸法:20cm × 426cm
緯糸:葛
経糸:絹生糸
染:蓬、ふきのとう、玉葱皮
 
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倍の幅で織っています。柄の出方や幅の好みに応じて、お好きな所で折って使ってもらえるようにしています。
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# by watanabeshino | 2015-04-15 14:18 | 葛の帯 | Comments(0)
八寸帯地
八寸帯地

シルペケレ(sirpeker/夜明け)
31.5cm × 486cm

緯 葛
経 絹生糸、ビス糸

染 蓬、ふきのとう、茜、藍、茶
  生成

夜明け、太陽と空の色、朝の太陽の光に照らされる樹々の緑や土、空気の色
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お太鼓
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お太鼓の裏は藍、光の裏の影は青
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手先の色も右と左で出る色が違うように織りました。



この帯は良いご縁をいただきました。
ありがとうございました。
持ち主様のきものの暮らしを末長く彩りますように。
何かありましたらお気軽にご相談ください。
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# by watanabeshino | 2015-04-10 11:06 | 葛の帯 | Comments(0)



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