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ご挨拶 2015
先日のじょじょ展で、随分昔から私のブログをご覧になってくたさっていたという方が何人かいらっしゃって、有り難いと同時に何とも感慨深いといいますか、聞けば、本当にうんと昔からご覧になっていたようで、何ともかんとも、言葉にならない感情がこみ上げてきます。

きっと、毎年1人でバカみたいに葛取りに行っていた、それを見てきてくださった方がいるのだなぁという、そんな想いだと思います。

ですので、ここをご覧になっているみなさまに、私は心からの感謝の気持ちをお伝えしたい。

2015年もあと僅か。
自分の足元と、行く先と、周りの景色と、一歩ずつ確かめながら、ただただ、一生懸命生きて、歩んでいきたいと思います。

今年一年、ありがとうございました。
来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。

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by watanabeshino | 2015-12-28 22:45 | お知らせ | Comments(0)
半幅帯地 ウパシ(upas/雪)
ウパシ(upas/雪)
半幅帯地

 半幅帯は締める人や結び方によって柄の出方が違うので、なんとなく前帯部分やタレ部分を意識しながらぼかしながら青〜薄い青〜生成りと色を変えました。生成りをテの方にして締めると体に巻きつく内側部分は生成りになるようになっています。万が一の藍の色移りを考えてのことです。ですが、それほど濃く染めていないので色移りはほとんどないと思います。数年経ち藍の色が落ち着けば、青い方をテの側に持ってきて締めても良いと思います。
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16.5cm × 408cm
80g

緯糸 葛
経糸 絹ビス糸 未精練
染め 藍(伊達すくも藍灰汁建て)、団栗

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 帯の両端の色も違います
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こちらの帯は良いご縁を頂きました。ありがとうございます。末永くご愛用いただけますように。








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by watanabeshino | 2015-12-28 12:01 | 葛の帯 | Comments(0)
直す
葛の緯糸が切れているのを見つけました。糸を作る段階、織る段階、の二段階で、強度を確かめ切れない事を確認し、弱いものは使わなかったり弱い部分は糸を作り直したりしながら織っていくのですが、それでも、筬を打ち込んだ衝撃で切れてしまうことがたまにあります。大抵はその都度気付きますが、今回はかなり進んでしまいました。

さて、ここまで戻り織り直すという選択肢もあろうかと思いますが、大分進んでしまったこともあり、戻りませんでした。戻って織るのと、針と葛の糸で補修するのと、出来栄えも強度も変わらないので、そうしました。
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葛の糸自体、均一ではないので、こうした、いわば「傷」とも言えるものを包み込んでくれる大らかさがあります。甘えてはいけないのかもしれない。でも、そうしたことを許さない雰囲気よりも、ちょっとしたミスは包み込んでくれる大らかさが滲み出ているものの方が、見る人も使う人も、何かホッとするのではないかと思うのは奢りでしょうか。見た目の均一さに闇雲にこだわるのではなく、その素材の良さが充分に出ているかどうか、実用としてはどうか、という部分に誠実に、こだわりを持ちたいと思う。

ちょっとのミスで人命が危険に晒されるというなら話は別ですが、そこまでシビアじゃない事を幸いに、そんな事を考えます。

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大変歴史のある布、現代まで残っているのにはやはり理由があります。ひとたび布になればもちろんそう簡単に切れるものではないということもその一つだと思います。しかし、もしかすると、湿度や温度などの関係で、使っているうちに切れたり、5年、10年といった経年使用により磨耗したり、するかもしれません。ご自分で補修しながら使って頂くのも味となり面白いと思いますが、なにぶん草の繊維の糸で、一つ一つ状態が違いますし、使う方の使い方も千差万別。どんな状態でそうなったのかを私としても知って行きたいですし、それを今後の制作に活かしていきたいので、私の織った葛布を手にされた方で、何か不都合があったときにはぜひともご一報頂きたいと思います。可能であれば、補修します。

帯のみならず、小さな葛布のシリーズでも、気兼ねなくご連絡ください。





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by watanabeshino | 2015-12-20 22:36 | お知らせ | Comments(0)
ワッカ(wakka/水)
ワッカ(wakka/水)
半幅帯地

太陽の光を浴びて、キラキラと光る水
経糸には繭の一番蚕側という繊維=ビス(皮巣)糸を使っています。ゴワゴワとして張りのある糸なので、葛の張りと相まって、布も薄いながらも硬く締まっています。蚕が自分を守るために硬く張った糸、身につける人の事も守ってくれそうです。
北海道の葛の張りと軽さを生かすために、一枚で使う半幅帯としました。お好みで帯板が必要ですが、大変軽く使いやすいと思います。

16cm×400cm
81g

緯糸 葛
経糸 絹ビス糸
染め 藍、茜

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体側にくる部分は生成り、タレ先になるに従い濃い色が出るようにしています。お好みで逆に使っていただいてももちろん良いです。いろいろな締め方で、柄の出方を楽しんでもらえたらと思います。

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この帯に関するお問い合わせはこちらのフォームからどうぞ。
お待ちしております。

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by watanabeshino | 2015-12-17 20:08 | 葛の帯 | Comments(0)



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