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トイ(toy/土)
半分に折らないで一枚で使う半巾帯です。薄く、軽くてフワッとしている。といって、兵児帯ほど柔らかくはなく、張りがある。半幅帯の常識的にはありえない薄さですが、夏にはつけている感じがせず着心地も見た目も暑苦しくないので、とても良いと思っています。
一般的な半幅帯より細めで長さも短めです。

トイ(toy/土)

寸法 巾 14.5cm × 長さ 380cm

緯糸 葛
経糸 絹生糸
染め 藍、玉葱皮、セイタカアワダチソウ
   生成

土の色と植物の緑と空の青、光。
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前帯部分は少しずらして巾を出すのと同時に内側の色を楽しめると思います。
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各々の詳細はこんな感じで
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全体はこんな風です。
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※寸法足らずのこの帯は、自分用にしてしまいました。
締め心地など試してみたい方は工房にいらしてくだされば、お手に取ってご覧いただけます。
お問い合わせはこちらからどうぞ。

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by watanabeshino | 2015-06-23 16:48 | 葛布の帯 | Comments(2)
藍について
今灰汁発酵藍染を習いに行っている北区の藍染振興会では何故か藍を四国から購入しているそうで、今年は販売元で在庫がなく余分に買うことが出来なかったとおっしゃっていた。北海道なのに伊達の藍を購入しない理由は何なのか、聞かなかったが何故だろう?
 藍からすくもを作るすくも師が、全国でも4、5人しかいないうちのお1人が伊達にいらっしゃる。先ほど伊達の藍を販売してくれているところに私の必要分を注文がてら尋ねてみると、四国では藍の栽培を止めてしまったところがあり、その影響で、伊達の方にも割とまとまった量での注文が来ているのだそうだ。そういう訳で北区の藍染振興会でも必要量購入が叶わなかったのだ。伊達では生産がなくなることは今のところはないとのことだったので少しホッとする。


 生計が成り立たないものは消えていくのが世の常とはいったって、生計が成り立たない理由は何なのか?私は手作業のものに機械大量生産と、価格や生産量や流通の仕組みなどほぼ全てに渡って同じ原理を当てはめてしまってそれがジョーシキだと誰もが疑っていないところと、そもそも人が生きていく上で必要な「お金」の感覚が横並びで皆同じになってしまっているところに、深い深い根っこがあると考えているが、今の今でそんなこと言ってもすぐに解決する訳ではない。
 まずは、藍を、知って使ってね。

 写真は何故か2年目で発芽したうちの庭の藍。庭のあちこちから出ている。向こうに見えるは葛の室。寒いからうまく発酵するかどうか心配。

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by watanabeshino | 2015-06-11 10:19 | 制作に関して/雑感 | Comments(0)
藍・灰汁発酵建て
藍染めの講習を受けている。札幌市北区の、何と区民センターの敷地内にある藍染工房で。教えてくれるのは篠路天然藍染振興会のみなさん。灰汁発酵建てによる藍染めをこんなに近所で習うことができるなんて何てラッキーな。しかも、建て方だけかと思っていたら、板締め、絞り、ろうけつ、型染め、といった一通りの染め方も教わることができる。全10回。やっぱり、どんなに資料を読みあさったって、我流でやるのとは大違い。昨年私がえらく時間をかけてやっと出した「消えない泡」が、講習2回目・藍の仕込みの第一段階の今日ですでにタップリしっかり出ていたから驚いた。熟練した方たちがこんなに身近にいらっしゃったとは、なんとも素晴らしいことです。しかし建物老朽化により取り壊しだけが決まっていて、藍染工房の行き先は決まっていないのだそう。そういうことにはお金でも場所でも建物でもいいので提供してください札幌市(北区?)。藍は北海道とも札幌市とも大変所縁のある植物です。
 北海道の、新しい染織文化の礎が各地に散らばっていると感じる昨今、移動さえクリアできれば、北海道を出ずとも染織に関する一通りの技術を学ぶことは既に可能なのかもしれない。


 写真は型染め用に切った型紙。招き猫と打出の小槌。商売繁盛!楽しみだ。

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by watanabeshino | 2015-06-05 15:50 | 制作に関して/雑感 | Comments(0)



織/葛の糸と葛の布
by 雪草