葛布の帯のシワについて
葛布の帯をお使い頂くにあたって、その性質について、知って、安心して頂きたい気持ちから、改めて、「シワ」「よれ」の実験をしています。

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実際はこれに汗などの水分が加わるので全く同じとはいきませんが、24時間後、開いて伸ばしてタンスにしまって様子を見、その後、水を通してアイロンをかけます。

経年変化や耐用による変化を見るために自分用にしている葛布の帯があり、既に実験済みではあるのですが、ただ、私の場合は「葛の糸」の性質を、糸を取る体験を通してある程度は分かっているので、そうした事が扱い方にも微妙に出ているかもしれないとも思います。ですので、葛布の帯をお手にされた方で、何かの「困った」がありましたら、できる限りの対応を致しますし、私の今後の制作の向上にも繋がりますので、お知らせ頂けたらと思います。

自分用の帯で今年4年目のもの(下の写真)、かなり過酷に使ってみていますが経年により柔らかくしなやかになった以外はそう目立った変化はありません。6年目のものも然り。シワや折り目は多少残りますが、大抵シワになるのは同じ場所なのでそう支障はありません。

今年に入って3回くらい締めて、このシワ具合です。シーズンの終わりには水を通して軽くアイロンをかけ、整えます。

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by watanabeshino | 2016-08-12 14:46 | お知らせ | Comments(0)
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by 雪草